湖面の底

見たアニメだったり推しだったり、多分酷いことになる

キラッとプリ☆チャン29話の白鳥アンジュの話

いきなりどうした?

独断と偏見と性癖と幻覚を添えてキラッとプリ☆チャン29話の30分に込められた白鳥アンジュ成分を語ろうという話。

まあ当然の疑問として、

Q.どうして29話なんですか?

って感じだとは思うのですが、つまり、

A.全ての始まりだからです

そういうことです。

29話、全編通して「私特攻EX」みたいな感じなので……。まあそれは39話とか46話とかもそうですけどそれはまたの機会にね。

30分の白鳥アンジュをスクショとともに幻覚見ながら総復習、そういう流れです。

ストーリーについては語る余裕が……あるのか……?というレベルで、多分白鳥アンジュのことしか話せそうにないので、各自円盤借りるなりしてほしい。

オススメはdアニメストア入って最初の無料一ヶ月でリアタイまで追いつくことです。私は心臓握られたのでそのまま契約継続しました。

一応あらすじだけ公式から引っ張ると、

帰り道で”キラキラのお姉さん”と偶然会い、落し物探しを一緒に手伝うことになったミラクル☆キラッツ。
探しているのは、アンジュだけが持っているという白いプリキャス。アンジュの知り合いだという”キラキラのお姉さん”は、みらい達にアンジュの過去を話し始める。

そんな感じで、白鳥アンジュの独壇場みたいな回なんですよねつまりね。

それじゃあ行ってみましょうか。

あ、ネタバレどころか50話まで見てる前提で話進めます。

アバン

うん、パートで分割するので付いてきてください。

まず最初の白鳥ポイントですが、ウィンタースペシャル大会のお知らせ動画で映る、ここ。

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白鳥アンジュ自身かなりキレイ系寄ってて強いのですが、ここピンクのコーデがなんとなく「可愛い」に振ってて良い。

圧倒的キレイと少しの可愛いが白鳥アンジュに同居しているという破壊力……!

ところでこのコーデ誰がデザインしたんでしょうね。

筐体始めたものの過去コーデ分からないものが多いんですけど、まさかそんな、スイートハニーだったりなんて、そんなわけ。

で、次は白鳥アンジュというかキラキラのお姉さんで出るわけですけど、いきなり「この間はどうも。」とかボロボロな辺りとても……こう、何ですか。大丈夫かというか。

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「久々に合う気がするけど……。」とか萌黄にツッコミ入れられても動じないメンタルは見習いたい。

 オープニング

とにかく2点だけ。

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今更そんなこと言われんでも分かっとるわいと言う感じかもですけど、この「落とした方と落とされた方」感のあるカット最低で最高ですよね。

あとここの白鳥アンジュ、シャイニースターホワイトにヘアアクセだけプレシャスミューズで特殊構成だって話を、ええ、私はフォロワーから聞きました。

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あとこのカットがもはや美術品って話がしたかった。

Aパート

開始早々のこのカット。

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探す気が感じられない後ろ姿をどう思う。

まあMiracle☆kirattsに接触した理由が理由ですけど、もうちょっとごまかし方というかですね……。

この後プリキャスの色を聞かれて間を置かずに「白よ。」とか答えてますけどホントごまかすつもりありますか貴女。

というか世界で一つのプリキャス落としたことになってるのに平然としすぎだからごまかす態度を。

挙げ句中学生の勘違いに乗っかるし雑だ……。

しかも「もう行っていいのよ?」とか言いつつ、

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行かせる気がないのでは?

何か抱き癖でもあるのかとか邪推しますよ?しました。

あと抱かれ萌黄はぬいぐるみにでもするといいと思う。

しかしここまでちょっと大丈夫か白鳥アンジュだったのが、ここで「人数が多いほうが見つかる可能性も高い」の「可能性」という言葉で「じゃあお言葉に甘えて」というのが、良い。

可能性を信じて歩いてきた人ですからね。

そして4人でプリキャス探し開始ですが、いきなり「ここのコンビニでよく肉まんを買った」とか、お前、それは駄目だ。

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中学生時代の白鳥アンジュはまあBパートで映りますが大変可愛らしいわけで、それがお前なんだコンビニで肉まん買い食いとか可愛いが飽和する。

この後細い路地に入るシーンの「ゴ〜」が可愛いというのは語るまでもない。

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ちょっと本筋外れるけどここの萌黄はいい顔してる。

そして続く目的地は「きーらパー」になりますが、

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イルカショーにはしゃいで「懐かしいわ〜、見たいわ〜」が強すぎる。

童心に返るというか、童心が表に出てくるというか、素が見えるこのシーンが大好きです。

昔はイルカショーにはしゃいで水被ったりしてたんでしょうね……見える見える。

「レッツゴー!」とかはしゃいでまあ……白鳥アンジュ……。

そして更に移動してキラ宿ふれあい公園。

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うん、良いコケっぷりですね。

でまあ、この後サングラスが宙を舞ってアイキャッチ

Bパート

というか白鳥アンジュのアイキャッチ良いてすよね。

今回だと特に「素の白鳥アンジュ」が強い回なので、このトップアイドルの風格……!みたいな絵が効きます。

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で本編ですが、サングラス落としてあれだけ輝くとなると、あのサングラス相当キラメキ漏出防止してましたよね。

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サングラスかけ直して草むらから出てくるシーン。

路地に入るところといい、いつからボディーガードに気づいていたのか。

読めないところもまた魅力と言いたいところですけど、天然の可能性も捨てられませんね……。

そして私が一番語りたいシーンがここから。

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一年前はプリチャンアイドルになるなんて思っても見なかったと語るMiracle☆kiratts

「私もそうだった。」と懐かしむ白鳥アンジュは、この時期あまり見られないちょっとしんみりさせるタイプの白鳥アンジュでとても良い。

そして昔語り。

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とりあえず中学生白鳥アンジュが大変に可愛い。

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「普通の女の子だった」という白鳥アンジュ。

いや普通の女の子はいきなり「あなたの歌、とっても素敵ね!白鳥たちも喜んでるみたい!」とか声をかけてきた元アイドルのデザイナー見習いに「私も白鳥なんです」とは返さないと思うんですけど。

あと普通の女の子はキラキラ振りまかないです。

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まあ笑顔があまりに強いのでそんなのは瑣末なことですね。

でピュアホワイトのコーデと白のプリキャスとかいう「七星あいらのこれからとそれまで」セットとも言えるクソ重プレゼントを受け取るシーン。

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「あなたの笑顔や歌声は、世界を幸せにするの」という七星のセリフ、少し形は違いますが、1話の「世界があなた達を待ってるわ!」に通じるものを感じます。

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ピュアホワイト、マジで「白!」なので遠目には「何か、白い塊」みたいになりますよね。

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「可能性が、あなたにはたくさんあるの!」という七星の言葉に押され、走り出す白鳥アンジュ。

可能性を信じて走り出した彼女が46話で明かす結論も、ある意味彼女が思うベストな「可能性の形」だったのかなとも思います。

しかしここ、本当にまあ一度折れかけるところ含めて桃山萌黄と相似というか、脚本強い……みたいな感覚がありますね。

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「あの頃の私は、やってみなくちゃ分からないと思って頑張ってきた」

この言葉、初見では懐古とこの先に向けた再確認に聞こえたんですけど、改めて見ると「同じように頑張っているMiracle☆kirattsがいる」という事実を強く認識しようとしてる感じがあって、覚悟決めてるな、と。

まあごまかす気はないですけどねここでも。

そして

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「思い出したわ!」じゃないが。

分かってやってるだろう。

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「あなたたちが追いかけてくるのを、楽しみにしてると思うわ。」というセリフ。

ただ追いかけてくるのではなく、次代を任せられるアイドルになることをこの時点で願っていたんだな、というのがこの先を見てからだとよく分かります。

それを平然と笑顔で言うから、白鳥アンジュは強い。

Miracle☆kirattsと別れ、帽子とサングラスを外し、アイドルとしてステージに立つ白鳥アンジュ。

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美人過ぎて何も言えませんね……。

もしかしてマイク持ってるシーンは貴重なのでは。

しかしながらライブシーンまで語ると記事がさらに伸びるので、ここはカット。

今度フォーチュン・カラットのライブシーンここ好きポイント詰めとか書きます。

で、ライブ後。

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「今度帰ってくるとき、私は──」という言葉は、既にこの時点でジェシカ・トロワに引退の話を伝えているからなんでしょうね。

46話でのジェシカの回想で映る時の服装と同じなのですこの服。

引退決めて、でも次を託せるMiracle☆kirattsの現状を確かめに来た、という話だったことが50話とか見て戻ってくるとよく分かります。

やはり50話まで見たら29話から見直すべきですね、ええ。

お疲れ様でした

書いてて自分でも「うわ……」とか思いましたが、正気になった方の負けですよねこういうのは。

29話、見直すと「白鳥アンジュのスタート地点」「白鳥アンジュの覚悟」とか詰め込まれてて、本当に白鳥アンジュは強いアイドルだなと思います。

まあ他でバランス取るように大丈夫か……な要素も入ってきていて、それもそれで良し。

46話とは違った意味でとても好きな回なので、さあこれを読んだあなたも見直してくるといいですよ。